サンサンコーナー
「トランプ大統領について」№3
最近トランプの勢いが静かになっているように感ずるのは私だけでしょうか?皆様お感じの事と思います。
今は選挙の時のように華々しく花火を上げる訳にもいかず、公約は守らなければならず、現実に公約通りに進める事も出来ず、現実と理想(トランプの)とのギャップを埋めていこうとしているのが今の状況ではないかと思われます。
それは、トランプ自身はとても現実家、実務家だと思うからです。私の目からみると、彼はど素人の政治家ですが、人間心理を突いた見事な動きをする人間だと思います。言葉だけで日本を震え上がらせ、中国をけん制して、北朝鮮に脅威を与えています。でもこの言葉も現実に実行していかないと、ただの脅しになってしまって後々は全然効果が無くなるでしょう。やはり政策の本格的参加が望まれるのではないかと思われます。
日本においてはタブーとされる、女性差別、人種差別、税金問題、難民問題の対応の仕方、アメリカ第一主義等いろいろのタブーを乗り越えた大統領に今求められるのは何でしょうか?それは経済の活性化は必然ですが、どんな状況下でもゆるぎない哲学です。
今や地球号は汚染され、循環できないような状況に追い込まれています。このような中、アメリカ第一主義の経済発展のみを追求するようなアメリカ大統領であるならば、人類の破滅もそう遠い話ではないのではないかと思われます。今や地球の炭酸ガス濃度が上がり、地球温暖化に拍車がかかり、各地で大雨が降ったり大雪が降ったりと、異常気象が続いています。これ以上に経済を追求すればするほど環境破壊は続きます。
これを無視した政策というのは、今ここで方向転換をしなければならないこの時期に、その哲学を持ち合わせない大統領だったとしたら、トランプは最悪の大統領、人類を滅ぼした大統領として歴史(人類の歴史はもうないか?)に残り、次世代の地球の支配者にあざ笑われるのかもしれません。
世界を支配するアメリカが、モンロー主義で閉じ籠れるほど世の中は狭くはないのです。
地球規模で考えていけるような大統領こそが今の世界に求められているのかもしれません。難民問題を封鎖するのではなく・・・
戦争を如何に終結させるかを常に模索する、そんな大統領であってくれたらなぁー!!
これは私の夢かもしれません
都市研究家 調 亮
2017.4.9 | 05:07