サンサンコーナー
小松らしさとは何か
前回は小松の自然で小松らしさを挙げ、今回は小松人の小松らしさをという事でしたが、その前に小松らしさの大事な点を忘れていましたのでそれについて述べます。
それは小松の自然によって育まれる食べ物です。その食べ物の美味しい事、それは天下一品ではないかと思っています。まず魚介類の新鮮さ、そしてその美味しさは素晴らしい小松らしさだと思います。おかげでお寿司屋さん、割烹やさんの料理の美味しい事、また町の魚屋さんに並ぶ魚の美味しい事・・・・。
米を筆頭に野菜の新鮮さ、大根・トマト・ナス・・・etc.の美味しい事。この夏は特に近所から頂くナスやきゅうりの一夜漬けなんかもう最高!!これも小松の豊かな自然が育んだ小松らしさかも知れません。
それにお菓子屋さんの多彩なこと、全国に名を馳せる名だたる銘菓が目白押し、氷室饅頭やお茶うけのお菓子職人は多士済々です。
また白山の水を利用したお酒、野田町の神泉、今江の関白と酒飲みにはこたえられません。これも小松らしさと言えるかな。
今この小松の食べ物の小松らしさは小松の各お店、商店と競い合い、 小松市 農協のあぐり、木場の道の駅と発展していっているようです。
より美味しいもの、新鮮な物を全国に発信していけば小松の活性化につながるのかも知れません。
また産業という面で小松らしさを捉えてみれば、小松と言えばコマツのブル・プレスが小松市よりも有名です。それによる鉄工業界の技術力の高さは小松が誇れる産業だと思います。これと双璧を成していた繊維業界、本絹を筆頭に合繊撚糸と織物を作る技術は小松らしさだと思います。その商品を京都に売ることによって、京都という都との人的交流こそが後に述べる小松人を育ててきたのかも知れません。
そうそう忘れていけないのは九谷焼き、陶器の製造。人間国宝を輩出するぐらいの高い技術も小松らしさの一つでしょう。その他これらに付随して諸々の産業の中に小松らしく育っているものがあるでしょう。
これを育てているのが他ならぬ小松人なのです。次回こそこの小松人の小松らしさ、良きに付け悪しきに付け小松らしさを述べてみたいと思います。
連日暑い日が続いていますが、元気で次を期待してください。
2011.11.14 | 10:24
