サンサンコーナー
ブランディング PartⅡ
今回は地域ブランドについて話したいと思います。
最近町おこし、地域の見直し、町中再生etc.の活動が盛んに言われているようです。という事は逆に考えれば、地方の町がいかに衰退してきているかという事を象徴しているのではないかと思います。わが町小松もその例外ではないのですが、その地域の活性化の手段としてブランディング化を目指すのもひとつの方法かと思います。まず小松らしさ、全国どこにもなく小松だけにあるものの発掘、残念ながら今はそんなものはないようですが、それを探し求めるという努力こそが運動、町おこし運動につながると思います。
そういう点で、小松うどんの発掘はひとつの運動の方向としてはとても良いのではないかと思います。しかし、うどんは讃岐うどん、氷見うどんを筆頭にいろいろな地域の特産になっているようですから、小松うどんの特徴をより強めていく必要があると思います。
なるほど私は小松うどんが一番美味しいと思いますが、これは小松に生まれ育った私の舌がなじんでいるのと、地元の欲目?なのかも知れません。いずれにしろ小松うどんのブランディング化は今発信されたばかりです。 ブランディングの一要素、よく知られる知名度という点では讃岐うどん等の比ではないのは明らかでしょう。この知名度アップの方法はいろいろあるでしょう。プロパガンダ、広告、チラシ。テレビ広告、デモンストレーション等々いろいろあります。これは町おこしも民間企業も同じだと思います。そして、これは何年も何年も息長く続けていかねばなりません。その為には、その商品がそれに耐え抜く質があるかどうかです。その商品をベストに作りあげていく、たゆまぬ努力が、運動が必要なのです。
最も効果の上がる広告は、口コミです。小松うどんを食べた人が生の声で「小松うどんは美味しかったよ!」と知り合いに話してくれる事なのです。これが一番なのですが、最初はエコヒイキかも知れませんが地元の人が知り合いに口コミで発信する事が必要だと思います。地元の人が、まず歩く、話す広告塔となって宣伝することが必要なのです。その為にはまずみんなで小松うどんを食べてみるという行動こそが必要なのではないでしょうか。そこで美味しいという評価を得ない限りはブランド化なんて・・・。
でも小松人には地元のブランディングの為に行動することが強く求められるでしょう。
百の議論よりまず小松うどんを食べてみましょう。その上で議論しましょう。小松うどんのブランディング化のために・・・!!
2011.11.14 | 10:41