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サンサンコーナー

リスクとヘッジ partⅨ

 今小松の街中は道路工事で混雑しています。市役所の前、空港軽海線の土居原から浜田・下牧、その他色々な所で道路拡幅工事をしています。これは小松の都市計画に基づき施行されている訳です。多額のお金と労力と市民の迷惑を与えつつ工事をしています。
 私はこのサンサンコーナーで再三にわたり、小松の都市計画は将来の小松のあるべき姿を目指していない、これを守っていったら一体何ができるのか誰も解っていないという摩訶不思議な都市計画であると指摘しています。 何が摩訶不思議なのか具体例をあげてみましょう。今空港軽海線は、その住民、企業、商店等の立ち退きが、小松琴平神社を除いてほぼ完了したようです。この立ち退きには莫大な資金を使っています。まず、市街の住民を殆んど郊外へ立ち退かせ、街中から人を減らしています。この事が都市計画の施行に基づいて成されている事です。これがまず第一の摩訶不思議です。
 次にこの空港軽海線の道路の広さです。20mもありそうです。これは南北に長い小松の町を東西に道路を通す事によって真二つに割ってしまう事です。これは人口11万弱の小松を二つの町に分割する事に匹敵する悪政だと思います。20mもの大きな幅の道路はそこを渡るのに非常な危険を伴います。ましてや子供やお年寄りに対しては、殆んど単独で渡るのが怖いくらいです。誰か付き添いが必要かもしれません。そして道路、特に車道が広くなる事によって車のスピードがアップすると考えられる事です。時速30kmで歩行者をはねた時の死亡率は5%ぐらいらしいのですが60kmだと死亡率は85%ぐらいになるそうです。
 あの広さの道路が完成したらと思うとぞっとするのは私だけでしょうか。私達は車にも乗り、町の歩行者でもあるという事は加害者であり被害者でもあるという事です。
 私は都市計画を施行していく事によって町を壊し、人が住みにくくなっていくというところに大きな問題があると思うのです。もっと都市計画を真剣に考え都市化をどうするか、道路をどうするか、また道路一つとっても、歩く為の道路なのか車の為の道路なのか、その考え方ひとつで道路の形態が大きく変ると思います。さらに公園はどうするのか、環境の問題はどうするのか、街中の活性化はどうするのか、コンパクトシティーはどうするのか、行政のサービスはどうするのか、インフラはどう整備するのかその他色々な事をきめ細かに計画してこそ都市計画なのであって、今の都市計画は本当にひどく、市民を取り締まるだけで、このまま進めて行ったらいったい何ができるのか、人々が住みやすくなるのかといえば全然違うのではないかとと思います。
 今この都市計画を改革改善しないと、小松市民は将来大きなリスクを負担しなければならないと思います。早くヘッジしましょう。その為には市民が目覚め(?)、都市計画の勉強をしなければなりません。知らない人が名誉職でやっていてはいけないのです。無知なあなたが町を壊し、ダメにしていっているのです。

調亮

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