サンサンコーナー
新年あけましておめでとうございます。
平成19年の幕開けです。いよいよ団塊の世代の退職がはじまります。今までこの社会を支える大きな力となっていた団塊の世代が引退の時代に突入するのです。この影響はいたるところに出てくるのではないかと思います。
まず、この人達の需要がどこへ向くのかです。その需要が田舎へ帰って家でも買って第二の人生を楽しむか、となれば各地方の不動産業界は潤う?のかもしれません。いや世の中の先行きが分からないから預金でもしようという事になれば銀行が潤うかもしれません。株にでも投資してひと儲けを企むかもしれません。その一つ一つを取り上げても影響はとても大です。
何故こんな事を言うのかといいますと、この団塊の世代の動向が社会に大変大きな変化を与えるという事なのです。まず、リタイアメントによる労働人口の減少、それによる退職金の支払い。その退職金の使途により各市場が大きく左右されます。
でも社会への本当の影響は大きな世代が社会の第一線から引退してしまうという事です。今まで日本の経済力を含め、国力は右肩上がりに隆盛してきました。それがその頂点を極め下降に転ずるという歴史的転換点となるのではないかと思います。そういう意味で、この亥の年は大きな転換点として捉える日本にとって、とても重大な年となるのではないかと思います。つまり、その事によって物事の価値観が大きく転換する年となるのではないかと思うのです。
私達日本人はこの転換点を認識し、社会の動向を見究め、世界の情勢を見究め、私達がどのような立場に立ち、行動すべきかを見究めていかねばならないと思います。
本物を冷静に見究め、冷静に実のある行動をしていきましょう。
新年にあたり、思いつくままを書いてみました。
皆様にとって良い亥の年となるようにお祈りします。
平成19年1月元旦
調亮
2007.1.5 | 17:26