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少子高齢化 PARTⅢ

 稲田防衛大臣が辞意を表明し、蓮舫民主党代表も辞意表明と何かとかしがましい状況です。その原因といえば単純というか幼稚というか、こんな原因でこんなことを国政の場でやっているのかと思うと情けなくなります。

まさに愚民政治の典型だなと改めて感じます。

 今、対外的には尖閣諸島、北朝鮮漁民の領海侵犯によるイカ漁の障害、ミサイル攻撃etc色々な難問題を抱えています。国内的には年金問題、経済問題が山積しているこの時期に、いやな事にほっかむりして人を中傷することしかできない政治家が何人いても解決策が出そうもありません。全て官僚任せにして全く言いなりになり、その内容すら理解できないような状況です。

 今閣僚は国の将来を見据えて法制化しているのでしょうか。今さえうまくやっていければよいと考えるのはいい方で、自分の保身にのみ走る傾向が強く感じられるのは私だけでしょうか?そしてやっていけなくなれば税金を上げれば良いという耽落的な手法しかアイデアが無いではお粗末そのものです。このまま増税にのみ頼っていると国民が逼塞してしまい、国民自身の元気が無くなります。

 今の若者は独立の気概が私たちの若い頃に比べて低いように思われます。親方日の丸的な考えで就職先の一番人気が公務員では国の先行きも見えてくるようです。ここはやはり若者が独立してやりたいことが出来る環境づくりこそが必要だと思います。その環境とは若者が独立したい気持ち、独立した時の報奨が独立しない人より恵まれている事を感じられることが必要です。

 その為には法制こそが今一番求められることではないでしょうか!その法制化の一番は税制だと思います。この税制が独立をしたい気にさせる、そんな改革が必要だと思います。又、若者が海外で事業をする為の支援体制が必要です。これも税制で解決できるかもしれません。そして若者が結婚して子供をつくる、育てる姿勢、特に女性(母親)が社会に貢献しながら子育てができる、その環境こそが今一番求められるのではないでしょうか?

 今や優秀な若者がいっぱいいます。それを何も考えない親方日の丸主義にどっぷりつからせて無能者にするのは、今の政治の責任だと思います。今の政治は少子高齢化社会の訪れに対し、老人ケアの施設を作るのが唯一の政策だと思っている節がありますが、それだけでは足りません。いかに元気な年寄りを作りその人達をいかにして社会貢献させていくか、という施策こそが今求められていると思います。

 その施策とは法制化であり、その施策の主なものは税制ではないかと思っています。もっともっと国民生活を熟知した細かな思いやりのある法制化こそが求められているのです。

 今国民の生活の規範たる民法が、時代の経過と共に古くなってきています。この少子高齢化社会に合わなくなってきている現状をどう考えているのでしょう。もっともっと勉強して国民生活になじんだ法制化を成し、世界に通用するすばらしい国づくりをしましょう。

不動産ゆうみん&都市研究家 調 亮

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