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大聖寺福の杜のはなし №3

 私は40年の永きにわたって、街づくり、宅地開発を行ってまいりました。この経験を通して、街づくりとは何か、宅地開発とは何か、家づくりとは何かを常に考えてまいりました。

 その結論として街は、宅地は、家は誰のためにあるか、それは住む人の為にあり、街づくりはその住む人の人生のストーリーづくりの場所の提供であると思いました。

 私は、帝人さんのおかげで良い土地を仕入れ、江口組さんの造成工事で私の想い描いた街づくりを具現化する事が出来ました。

以下、この福の杜にかけた私の想いを披露したいと思います。

・住みやすいまち

・働けるまち

・訪れたいまち

 これらを基本コンセプトに、公園を基点として街の一周810m。

健康のためにジョギングや歩行をされる人の目安になります。

 2m巾の通路と道路が縦横に走り、殆どの敷地が道路、通路に2方向面しており、ゆとりある使用ができます。

通路は車の進入不可なので、子供達が安心して遊べ、大人達は井戸端会議、お年寄りは日向ぼっこという具合です。

道路には、信号機のない交差点ラウンドアバウトが2か所配置されています。

 ラウンドアバウトの中心には、街のシンボルである欅がツインに配置され立体的なロケーションを形成しています。又、街の成長と共に欅も成長するという、柱の傷跡構想を期して、町民皆で街づくりを見守るという思いが込められています。

 メイン道路は広くとり、車道・歩道はうねり、街のイベントや祭を催せるようなスペースを確保しています。

 車道は街中でスピードが出ないように曲がりくねっています。歩道には山ぼうし・花みずき・つつじを植栽し、緑を楽しんで歩けるように仕掛けてあります。

 公園からは深田久弥が言っているように白山が実に綺麗に見え、名勝を誇っています。桜並木は将来的には堤防に連なる桜並木と連続するように配置しました。

 公園の小山には安全性を図ったすべり台を置き、子供達が楽しめるようにいろいろな仕掛けが施してあります。

 遊歩道には犬・猫の足跡、鳥の足跡、クマ・ライオンの足跡、恐竜の足跡・・・その他いろんな足跡があり、どこにあるかを探すのも楽しめます。

 道路の歩道はカラー舗装、通路はコンクリートの現場打ちとカラフルな色合いとなって、目を楽しませます。

全体として、日本では珍しい程の贅沢な敷地になっており、私の長年培ってきた夢を実現させた恰好になっています。

 

 私はこのような環境の中で子供を育て、年寄りを見送り、自分の人生を充実させることができたらという強い思い入れをこの街の設計に入れたつもりです。自尊心と人生の向上の街づくりをしています。

私の熱き思い、不動産の経験を宅地開発という形で表現しました。

不動産の世界に38歳で飛び込んで早30年が経過しました。ここで売られているのは私の情熱です。どんな人がこの福の杜に住むのか!私の熱き思い、私の経験、私の見識、そして私自身が住みたい街をつくりました。

日本中を探しても、こんなにゆとりというか、無駄なスペース、

具体的には通路を施し、曲がりくねった道路、2方向通路の敷地

車の入ってこない、いつも安心なスペースで住人達が立ち話をし、子供達を安心して遊ばせることができる。そしてそこには熊の足跡、恐竜の足跡が・・・

ぜひ現地で確認してください。

 

調 亮

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