Home > サンサンコーナー > 今の世界情勢

サンサンコーナー

今の世界情勢

 

今の世界情勢で、ロシアがウクライナに軍事侵攻して5ケ月になります。この状況は、私の子供の頃の学校の内情となんら変わりなく思えます。まず、学校を治める優等生が体制側として、アメリカのバイデン大統領を筆頭とする、イギリスやフランス等の世界をリードする側です。

それに対してロシアを筆頭とするプーチン大統領これは体制に反抗する反体制グループ。昔は資本主義と共産主義のイデオロギーで分かれていたのですが、今のプーチン大統領は権力主義において世界情勢に反抗しています。それはどこの学校にもいる反抗組です。

そして、その反抗組に同調する中国や北朝鮮等が「類が友を呼び」群れを成して「敵の敵は友」という具合に思想的にほとんど波長が合わないのにもかかわらずにおります。

これはどんな組織にも必ず反体制グループができるという、マルクス主義かの理論で、必ずといっていいほど現実にそうなっています。

しかしながら、学校の場合は卒業すれば終わりますが、世界となるとそれは永遠に、人類が存続する限り続くのです。おまけに権力に対しては富というものを蓄積し、重装備になっていくのです。

今のプーチン大統領の行動は、まさにその通りです。プーチン大統領が一人で築いてきた訳でもないのですが、それを、何を勘違いしているのか自分一人で築いたかのように支配し、世界を破壊しています。

世界情勢が私の子供の頃の知的レベルと、ほとんど進化していないことといいたいのです。そのレベルより悪くなっているのは、武器等の道具を使うことによって最悪の事態を招いているようです。ということは、人類は色々と教育や哲学で人間力をアップさせてきているように見えていますが、人々の争いについては昔からほとんど進歩していないように思えます。

・プーチン大統領の破壊によって何か新しく生まれるのでしょうか?

・その土地を支配して何が変わるのでしょうか?

・自国の富や収入が増すのでしょうか?

・ウクライナの人々を追い出してロシアの人が支配すると何が変わるのでしょうか?

・何かを良くする目的のためにしているのでしょうか?

昔の戦国時代は土地を増やせば穀物が増産するという直接的な事はありましたが、今の時代はその様な事とは少し違ってきているように思います。

国土はインフラ整備によって価値を保てるのに、それを破壊して自国民を入植させる等ということは、古すぎてそこに人が集まるとは思えません。

やはり、地域づくりは人づくりと言うように人々が雑多に生活する国土づくりこそが活力を増すのに必要だと思います。

ロシア人もウクライナ人も排除しないで、互いに共存するそういうコンセンサスが必要だと考えます。

国土をつくるにはミサイルではなく、平和で暮らすためのルールづくりが必要なのです。   学校でいう校則です。それは、世界の国が理解し共生できる体制づくりこそが、今の時代に早急に求められていることだと思います。

奪い取ったものは再び奪い取られるという、過去の歴史を繰り返していることは愚かな事です。

不動産 遊民

都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)

022.08

ページの先頭へ