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人は働かねばならない動物か?

人間は働かねばならない動物か?

人間は働かねば、生きていけない動物なのか。人から労働を無くするとどんなに楽だろうと皆思っていることでしょう。でも仕事をしないで、しばらくすると暇で、暇で、退屈で、退屈で、大変時間を持て余して時間をつぶすのに苦労するということが起きてきます。

今でも人は時間をつぶすのに(私は時間をつぶすという言葉は大嫌いなのですが)パチンコに行ったり、スポーツをしたり、読書をしたり、その他色々な事に時間を費やしているようです。我々人間は、この時間だけが心まで貧乏な人も金持ちな人も平等に与えられています。

そして多かれ少なかれ人は食べなければなりません。食べるという事はどんな動物も一生懸命働いて食べています。草食動物は草を肉食動物は狩りをして(働いて仕事をして)食べて生きています。では動物は生きる為に仕事をしているのでしょうか?

他の動物、植物etcは実に単純に生存活動を行っていますが、人間は社会を営む為に実に複雑な活動をし、その活動を分業化して自分は社会の為に何をしているのか、これをしたら何ができるか?全然解らなくなって来ているように思います。それ程人間の労働というのは複雑怪奇になって来ているのです。

令和4年は63才定年で働かなくても年金で暮らせる社会システムができ、働かなくても生きていける人間が増え続けています。中には親の年金で暮らしているような不逞の輩がいるようですが、それは社会の少数派でしょう。でも社会の大半は、年金(厚生、国民)で暮らし出すと働かなくていい状況が作られます。

この状況は人にとっていいのか?悪いのか、私には解りません。私はこの状況に置かれた人間で自分の時間を有効に使える人こそが、人生を全うしているような気がします。自分の時間を有効に使えない人は心や身体の病気になりやすく寿命を縮めているように思います。特に会社人間というか指示待ち人間にとって、会社という組織から出て自由に考えて自分の人生を進みなさいと言われた時に自分の人生設計のできる人は実に幸せです。でも指示待ち人間は人生設計ができず、時間を持て余すのです。そして活力を失い認知症になったり病気になって死んでいくのです。

今までの日本社会は一億総指示待ち人間を作って来ました。自分で考えないで効率を追求する人を作り上げて来ました。その指示待ち人間を指示する人がいなくなった時にどうすれば良いのでしょう。日本人は段々働く場所が無くなって来ています。何故なら自分で考え自分で判断しないとやっていけない社会になりつつあるのです。今迄政府のいう事、お上のいう事、会社のいう事を聞いていれば、まぁまぁやっていけたのです。でも今のお上は世界に通用するお上なんでしょうか?私は少々タガが緩んできていると思います。それは政治はもちろん、一流といわれた経済にまで及んでいます。私はここで社会の一大革命が必要だと思います。

それは自分で考え自分で判断できる国民の育成ではないかと思います。これは教育の変革しかありません。その上で、人間は働かねばならない動物か?を、今一度、考えてみませんか?どんな答えが出て来るか楽しみです。皆さん自分で考えましょう。

令和4年3月吉日

 不動産遊民

都市研究家 調(しらべ) 亮(わたる)

 

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