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サンサンコーナー

ローマ旅行記

 ローマの街は歴史の宝庫です。何もかもが神さびていて神々しく感じます。

 シーザーが馬車で、ポンペイウスが、アウグストゥスが、真紅のトーガを翻して通った石畳の道路を今私たちが踏みしめているのです。ヨーロッパ、アフリカ、アジアの世界を支配したローマ帝国、そのローマ帝国の首都ローマ、今まさに私たちはそのローマにいるのです。

 旅装を解くのもほどほどに石畳の歩道を歩き、ウィンドゥショッピングです。今でも大型店に負けず、小さな間口2間ぐらいの狭い店で、色々多彩な品物を集めた店舗が並んでいます。どうして大型店に負けずに色々な店が頑張っていけるのだろうと不思議に思いながらのショッピングです。昔の日本もこうだったなあと思いながら、次から次へと専門店を巡りました。

やはりイタリアは衣類の町です。品質はともかく、色の取り合わせ、染色が素晴らしく、どうも目移りするのですが、日本でこれを着たらどうなるかと思うと臆病になる私です。それでも2~3枚のTシャツを買って遺跡の方へ向かいます。

 あちらこちらに古い建造物があり、どれもこれも由緒がありそうで目が落ち着きません。とりあえずイタリア人の貴族の邸跡に見学ということで、ビア・ゴイトウ今はミュージアムとなっている所で入場料を払って入場。どれだけ入場料がいるのか・・・?

 中にはその貴族の肖像画、彫像etc.素敵なものばかりです。

そこからビア・ティアトロ・マルセロ広場です。教会の前では世界各地から集まってきたのではないかと思われる人・人・人の波で、若いカップル、中年の夫婦、中国or韓国からの観光客等があふれています。

広場には石の塔が建ち、凱旋の物語が刻まれ、歴史を物語っています。その教会のまわりはコロセウム、バチカンセントマリア教会等目白押しです。

あとは夜の観光に回すことにして、まず喉が渇いたので喫茶店にでも入りましょう。イタリアの喫茶店はスィーツの店とパン屋さんが一緒になったような店で、そこでコーヒーを注文しました。そのコーヒーはデミコーヒーで、その濃厚なことこの上なく、香りも最高です。仕事帰りにチョッと立ち寄ったのか、イタリア人のカップルがそのコーヒーを飲みながら、ペチャペチャとイタリア語でしゃべっています。我々日本人に対しても一切人見知りする事なく微笑んでくる人懐っこさはさすがローマっ子だと変に感心したのは私だけだったかもしれません。

 みんな一緒での夜の観光の時間が迫ってきたので、取り敢えずIQホテルに帰りましょう。夜の観光は名所旧跡巡りです。たまに団体行動をしないと忘れ去られる恐れがありますから・・・。

 次回は夜の観光、夜の食事へと・・・。

                                                 調 亮

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