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サンサンコーナー

小松の都市計画は組織的

街の破壊者である№2

 今や日本は世界的にみても未曽有の少子高齢化社会に突入しています。世界の人々は、日本の行く末を自国の将来とダブらせて、日本の舵とりを見守っていると言っても過言ではないと思います。

 そんな中で我が小松の都市計画は少子化、高齢化に対応できた計画であるのか?40年前につくられた都市計画にそんな対策が織り込まれてあろうはずがないと思うのは私だけでしょうか? さらに、私はそれ以前の問題があると提起しているのです。それは、小松市がどんな市を目指すのか?どのように発展させるべきなのか?はたまたこのまま縮小させるのか?このような事すら小松市民の誰もが理解していないという不可解さなのです。

 他市から企業が来ようと思っても出店する場所がない。移住しようとしても住む場所がない。特に工場を建てようとしても建てる場所がないという不便さなのです。その上これからどんどん人口が減少している社会的変化に対して何の対策も対策をしようとする兆しさえも感じられないお粗末さなのです。

 でも今のこの時期にこそ、私達小松市民は小松の都市計画、街づくりを真剣に考えなければいけないと思います。今迄のように成り行きに任せていては本当にジリ貧の小松になってしまうと思います。今までのように役所主導ではなく、小松市民と役所が融合するような形で委員会を立ち上げるべきだと思います。そういう意味で、昔小松JCが略称アスデの会(明日の小松をデザインする会)を主宰した時はこの名称は何と素晴らしい名称だと思ったものでした。残念ながら内容が伴わず、名称だけが良かっただけでした。でも、都市計画づくり、街づくりはこれで終わり、完成したというものではなく、牛のよだれのように延々と続くもの、続けなければならないものです。今の街づくり、都市計画づくりは、常に一過性のもので、終わってしまっているのが現状で盛り上がりに欠けているような気がします。

 やはり街づくり、都市計画づくりは市民が主体となって、市民生活の中から湧き出てこなければ本当の街づくり、都市計画にならないと思います。その為にも役所に丸投げする従来のやり方ではなく、市民が積極的に参加していくべきなのです。

 その為には我々市民が都市計画、街づくりを真剣に勉強していかなければならないと思います。今小松市民が立ち上がらないと10年後、20年後の小松はどうなっているでしょう。

思うだに寒気がします。

皆さん一緒にやりましょう!

調 亮

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